絶好の航空祭日和の下、ホワイトアローズが岩国に初参戦!F-35Cもお披露目されたフレンドシップデー
2025年最初のブルーストークツアーによる航空祭見学ツアー「米海兵隊岩国基地フレンドシップデー」へ行ってきました!!
ブルーストークツアーでは関東発、名古屋発、関西発、福岡発、広島発と多彩なラインナップを揃えるなか、今回は京都発の往路夜行バスプランをレポートしていきたいと思います。
いざ岩国基地へ京都を出発!
京都の集合場所は「京都駅八条口駅前広場サンクンガーデン」と呼ばれる場所で、私が到着した21時頃には各方面へ向かう夜行バスに乗られる方や他のツアー参加者など多くの方が集まっていました。
添乗員さんを見つけて受付を行い、乗車するバスへ案内いただきバスへ乗り込みます。
バスは4列シートのトイレ付車両、途中サービスエリアでのトイレ休憩はありますが、渋滞などでもトイレの心配をしなくてもいいのが嬉しいですね。
途中サービスエリアにてトイレ休憩
出発後、バスの乗務員さんと添乗員さんの挨拶が行われ、最初のトイレ休憩である三木サービスエリアまで走ります。既に目をつむっている方もおられましたが、まだ消灯前ということで、話し声も普通に聞こえていました。
22時半頃に三木サービスエリアに到着、30分ほど停車時間が設けられました。ここを出発したら消灯しますという案内があったため、私は歯磨きをしたり、コンタクトを外すなど就寝の準備を行うことに。
バスは23時頃に出発し、車内は消灯され、就寝モードとなりました。
その後、福山サービスエリアにてトイレ休憩が取られ、午前3時に最後のトイレ休憩場所の宮島サービスエリアへ到着。
このサービスエリアを出発後は岩国基地へ直接向かうことになるため、少々早いですが、歯磨きをしたり、飲み物や食料を調達することに。
岩国基地に向かう最後のサービスエリアとあって、サービスエリアはトイレもレジも大混雑。とても午前3時とは思えない雰囲気でした。
ここで一つ添乗員さんからのアドバイスがあり、帰りのトイレ休憩は時間の都合上、広島県内のサービスエリアに寄れないこともあるので、広島のお土産を買いたい場合は、ここで購入した方がいいですとの事。私もここで「もみじ饅頭」をゲットしておきました。
いよいよ基地内へ
バスは観光バス専用ゲートから岩国基地へ入り、午前6時頃、観光バス専用駐車場へ到着。
私たちのバスは全体の7番目くらいに到着しましたが、既に多くのお客さんによる長い列が。。。
ただ、7時に入場が開始されると、セキュリティチェックもスムーズに進み、15分ほどで入場できました。


後日エックスにはツアーに参加せず、駅から基地まで徒歩で入場された方は入場に3時間かかったなんて投稿もチラホラ。バスツアーなら、駐車場は会場まで徒歩15分の場所でとっても楽チン。これぞツアーバスの最大のメリットですよね。
プログラムが始まったら無駄に動くべからず
昨年は初めてのフレンドシップデー参加ということで、要領が掴めず、有料観覧エリアや地上展示エリアを行ったり来たりしてしまった結果、見たいプログラムが見れなかったり、食べ物を買うのに1時間以上並んだりしたため、今年は
・朝一は場所取りに行く
・地上展示は飛行展示が始まるまでに済ます
・朝食を現地の売店で購入し、昼食は行きのサービスエリアで買ったおにぎりやサンドイッチを食べる
・飛行展示が始まったら、有料観覧エリアで過ごす
以上を踏まえて堪能していきたいと思います。
展示飛行まで地上展示を堪能!
会場に入ったらまずは場所取りへ、有料観覧席のチケットを買ってはいたものの、最前列で堪能したかったので、一目散に有料観覧エリアへ。とにかく岩国基地は広く、会場入り口から有料観覧エリアに行くにも10分ほどかかるため、移動だけでもなかなか大変です。
朝早かったこともあり、無事最前列をキープできたので、朝食を買いに元来た道を戻りつつ、地上展示を楽しむことに。
昨年は昼頃に地上展示を見に行ったため、内部を見学するのにも行列ができていて、諦めたのですが、朝はどこも空いていたので、オスプレイやスーパースタリオンなどの内部を見学したり、海兵隊と写真を撮ったり堪能。もちろんフレンドシップデーで初お披露目されたF-35Cもバッチリ写真に収めました。


朝食は人気のピザを購入(1,800円)。厚めの生地にトマトソースとサラミ、チーズのシンプル構成がgood!1枚を友人とシェアしましたが、1枚丸丸食べれたなぁ。


ほぼノンストップで展示飛行が繰り広げられる
そうこうしているうちに展示飛行が始まる9時間になったので、観覧エリアへ。
フレンドシップデーは他の航空祭と違い、展示飛行のスケジュールが明確に決まっていないのと、ほぼノンストップで展示飛行が行われるため(民間機の離着陸時はストップしますが)、ちょっとした合間に買物とかにいってしまうと、見たかったプログラムが近くで見れなかったなんてことになるので、今年は帰りのバスの時間まで観覧エリアで堪能することに。
- チーム・ファストラックス
- 海上自衛隊セレモニーフライト
- ウィスキー・パパ
- 第5空母航空団の航過飛行
- 海上自衛隊ホワイトアローズ
- ファンシードリル
- 室屋義秀
- 海兵空陸任務部隊(MAGTF)
- ウィスキー・パパ
- 太平洋空軍F-16 デモフライト
- 陸上自衛隊ラペリング
- US-2・消防車レース
- F/A-18E/F スーパーホーネット デモフライト
- F-2 デモフライト
- F-35B ライトニング|| デモフライト
今年のお目当ては、昨年見過ごしたMAGTFによるデモ展示!内容はざっくりいうと飛行機で敵を発見して爆弾を落とし、更に上陸部隊を地上へ降ろし占拠、さらに敵の脅威が見つかったので、F-35Bが爆撃をして敵の脅威を殲滅するといったストーリになっていて、実際の爆薬を使った演出や上陸した部隊が銃を向けて観客席に徐々に迫ってくる様子は迫力満点、最後のF-35Bによる爆撃デモは火薬の量が半端なく、かなり離れた位置で爆発したにも関わらず、観客席まで熱風を感じられ大興奮の内容でした。


その他にもF-16やF/A-18E/Fなどの戦闘機によるデモフライトは思わず耳を塞いでしまいそうになるほどの爆音を轟かせ、航空祭に来たなーっと実感させてくれる圧巻のフライトを見せ、フレンドシップデー初参戦の海上自衛隊アクロバットチーム「ホワイトアローズ」はプロペラ機で翼に日の丸が入っているので零戦がアクロバット飛行をしているかの様で、ブルーインパルスと比べてしまうと、派手さはありませんが、隣り合う機体との距離を維持したまま(翼同士の距離は3mらしい)行う高度な飛行技術は圧巻でした。


余裕を持って帰りのバスへ
そうこうしているうちに、バスの出発時間である16時が迫ってきたため、スーパーホーネットのデモフライトが終わったタイミング(15:15分頃)で観覧席を後に。なんども言いますが、基地は思った以上に広く、移動にかなりの時間がかかるので、早めに行動しF-2とF-35Bのデモフライトは、歩きながらの見学することにしました。
広大な観光バス専用駐車場には、朝と違い300台ものバスが停まっていて、自分たちが乗ってきたバスが分からなくなりかけましたが、添乗員さんが会場出口辺りでバスを案内してくれていたので、問題なく出発時間までにバスへ戻ることができ基地を後に、車窓からは徒歩やシャトルバスで帰られる方の大行列が見え、帰りもバスツアーで良かったなと実感。


一路京都へ
車内はさすがに皆さんお疲れのようで、寝ている方が多かったですが、私はNetflixで映画を見たり、ちょっとウトウトしたりして過ごしました。
心配された渋滞もなく、途中3回トイレ休憩を取りつつ、京都駅には23時過ぎに到着。
私たち以外のブルーストークツアーのバスも全てほぼ予定通りに帰着できたとのこと。
今年は天気もよく、また時折吹く風が心地よく絶好の航空祭日和に恵まれ、昨年以上に堪能できたフレンドシップデーでした。