すべてのパイロットが通る道
T-7は航空自衛隊の初級練習機です。老朽化したT-3の後継機として製造されました。航空自衛隊は戦闘機、輸送機、ヘリコプターなど多種多様な航空機を保有していますが、すべての航空自衛隊パイロットは、静浜基地か防府北基地にてT-7初等練習機の教育訓練から始まります。
T-7初等練習機はプロペラがついていますが、エンジンはターボプロップエンジン搭載のジェット機になります。ターボプロップエンジンとは、ガスタービンの軸出力でプロペラを駆動して推進力を得るとともに、排気ガスの噴出による反動力も推進力とするエンジンです。レシプロエンジンと比べ速度向上や、騒音も低下しています。
- 全長
- 8.59m
- 全幅
- 10.04m
- 全高
- 2.96m
- 最高速度
- 約203kt
- 航続距離
- 約950km
参照:JASDF